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政治資金規正法 自民が改正案[2024.4.24]

政治資金規正法 自民が改正案

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✍️記事要約

✅ 自民、政治資金規正法改正の具体案まとめる 公明と協議へ

自民党は23日、政治刷新本部作業チームの全体会合を開き、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正の具体案をまとめた。政治資金収支報告書の提出時に議員の「確認書」を添付させ、虚偽記載などがあった場合、一定の条件下で議員本人も罰する。不記載相当額を国庫に納付させる仕組みも導入する。今後、公明党との協議を経て与党案をとりまとめる方針。

自民案によると、議員本人の責任強化に関し、会計責任者による収支報告書の適正な事務処理を監督する責務を有すると明記。収支報告書が適正に作成されたことを確認する確認書を議員に交付させる。不記載や虚偽記載があり、十分な確認をせず確認書を交付した場合は議員にも刑罰を科す。確定すれば公民権が停止されて失職する。作業チーム座長を務める鈴木馨祐衆院議員は記者会見で「厳密な連座ではないが、いわゆる連座に近い」と説明した。

 収支報告書に記載しなかった収入は相当額を国庫に納付させ、会計責任者が不記載・虚偽記載で罰せられた場合はより厳格な措置をとる。

 現行法で「国会議員関係政治団体」が作成した収支報告書の「支出」にだけ義務づけられている監査を「収入」にまで広げる。同団体の収支報告書のオンライン提出を義務化するほか、総務省・都道府県選挙管理委員会には収支報告書のインターネット公開を義務づける。

 裏金事件の再発防止策以外の検討項目として、国会議員に月額100万円支給される「調査研究広報滞在費」(旧・文書通信交通滞在費)や、政治資金パーティーなどを列挙。旧文通費については、支出の公開などについて「議論に真摯(しんし)に対応していく」とするにとどめた。パーティー収入の透明性については課題として挙げたが、パーティー券購入者の公開基準の引き下げなど具体策は示さなかった。

 使途公開が不要な「政策活動費」や、「国会議員関係政治団体」から支出の公開基準が緩い政治団体への資金移動の問題も課題として挙げるにとどめた。野党が求める企業・団体献金の禁止には触れなかった。

 自民は24日に公明との実務者協議に臨む。26日には初開催される衆院政治改革特別委員会で各党が法改正に向けた考え方を表明する。

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 自民党の政治資金規正法の改正案では、「連座制」からはずいぶんと後退している印象を受ける。
むしろ公職選挙法と揃えて、議員の身分を失うことになる「連座制」を導入することによって、政治資金収支報告書に対する記載をしっかりと行うことを促すことによって、再発防止につなげるという配慮が必要なのではないだろうか。
この状態では、議員に対する罰則は必ずしも「連座制」のように身分を失う「厳罰」というものではないことが予想される。
しっかりと「連座制」を導入することこそが必要だ。
✅ 今回の政治とカネの疑惑を見てもわかるように、そもそも政治におけるカネの透明化とその仕組が脆弱である現在の環境では、政治家ではない関係者すら起訴困難であるから、連座制だけを導入したところで政治家にはたどり着かない可能性が高い。その意味では公明党原案の確認書方式は政治家の責任の所在を現状より明確化させることに繋がる。加えて、政治資金の流れの透明化改善まで改正法に盛り込めるなら将来に向けてという意味では相当前進することになるはずだ。
✅ 何も言わなかった公明党がやっと国会質問、しかしパホーマンスに過ぎない。与党にしがみ付いていたいから結局は自民党に押され何も出来ないでしょう。連座制も公明党は自民党に従い無くなると思う。政党助成金も無くならないでしょう。与党にしがみついているだけで何かしらのメリットがあるんだと感じる。与党のくせに何もしない出来ないなら
公明党は自民党に吸収されればいいんじゃないかな、倫理はないのか、説明責任も曖昧で使い道も明らかにせずにいる自民党、何もしない与党公明党も同じ穴のむじなだ。公明党が正さない限り政治と金の問題は無くならない。今のままなら国民は与党内に居座っていたいだけの党としか思わない。

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