コンビニでの立ち読みは違法…?
✍️記事要約
コンビニでの立ち読みを見かけた人も多いと思います。しかし、立ち読みについて法的な観点から考えた人は少ないのではないでしょうか。上記について本記事で解説します。
一般的に「立ち読みが禁止されていない書店やコンビニ」で雑誌や本を立ち読みすることは法律で特に規制されていないため、違法ではありません。立ち読みを許容するかしないかは店舗の判断に委ねられています。
そのため、書店やコンビニエンスストアで「立ち読み禁止」や「立ち読みご遠慮ください」などの掲示がない場合には、立ち読みをしても法的に問題はないと考えられます。
■立ち読みされた本は嫌がられる?
立ち読みされた本を買うことに抵抗感を持つという人も存在するようです。これは、立ち読みによって本が傷んだり、ページが折れたりするためと考えられます。立ち読みされた本は新品の状態を求める消費者にとっては購入の障壁となるでしょう。
また、立ち読みによって本が傷むことは、書店にとっても大きな問題です。立ち読みによって傷んだ本は新品として販売できなくなり、結果的に書店の利益を減らすことにつながります。
■立ち読みによる経済的損失
コンビニや書店での立ち読みは、経済的な損失を引き起こす可能性があります。特に大型書店では、1時間以上立ち読みをする人も少なくありません。長時間の立ち読みは万引のリスクを高める要因となります。長時間棚の前にいることで店員の目をかいくぐり、隙を見て商品をかばんに入れることが容易になりやすいのです。
■書店の販売マージンは22%
書店の販売マージンは22%といわれており、1000円の本が売れた場合の書店の利益は220円です。月に20万円の利益を得るためには、約909冊の本を販売する必要があります。
書店は毎月多くの本を販売しなければならないため、売り上げ増加のための努力が必要です。立ち読みや万引などの問題が解決されないと、書店は売り上げを増やすことが難しくなり、経営に影響を及ぼす可能性があります。
■ コンビニでの立ち読み:モラルとマナーが問われる行為
コンビニでの立ち読みについては、法律的には違法ではないとされています。しかし、本を購入した人にとっては不利益となる可能性もあるでしょう。
立ち読みが許可されていたとしても、長時間にわたる立ち読みや、他のお客さんの迷惑になるような行為はマナー違反です。また、立ち読みが経済的損失につながりかねないため、お店側にとっては頭の痛い問題です。
立ち読みについては、法律的な問題だけでなく、社会的なマナーやモラルが大きく関わってくるといえます。立ち読みをする際には、他のお客さんやお店の迷惑にならないよう、適切なマナーを心掛けることが重要です。購入者や店側の気持ちを考え、適切な行動をとるようにしましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
■英訳
Many people have probably seen individuals reading magazines or books while standing in convenience stores. However, few may have considered the legal aspects of this behavior. This article explains these aspects.
Generally, reading magazines or books while standing in bookstores or convenience stores that do not prohibit it is not regulated by law, and therefore is not illegal. Whether to allow standing reading is up to the discretion of the store.
Therefore, if there are no signs in bookstores or convenience stores stating "No standing reading" or "Please refrain from standing reading," there are no legal issues with standing reading.
## Are Books That Have Been Read While Standing Unwelcome?
Some people may be reluctant to buy books that have been read while standing, as such books may become damaged or have folded pages. For consumers who seek books in pristine condition, this can be a barrier to purchase.
Furthermore, the damage caused by standing reading is a significant problem for bookstores. Books damaged by standing reading cannot be sold as new, which ultimately reduces the store's profits.
## Economic Losses Due to Standing Reading
Standing reading in convenience stores and bookstores can lead to economic losses. In large bookstores, it is not uncommon for people to read while standing for over an hour. Long periods of standing reading increase the risk of shoplifting, as it becomes easier to slip items into a bag while avoiding the attention of store staff.
## Bookstore Sales Margins Are 22%
Bookstores are said to have a sales margin of 22%, meaning that for a book sold at 1,000 yen, the store's profit is 220 yen. To achieve a monthly profit of 200,000 yen, about 909 books need to be sold.
Bookstores must sell many books each month, necessitating efforts to increase sales. If issues like standing reading and shoplifting are not resolved, it will be difficult for bookstores to increase sales, potentially impacting their operations.
## Standing Reading in Convenience Stores: An Issue of Morality and Manners
While standing reading in convenience stores is not illegal, it can be detrimental to those who purchase the books. Even if standing reading is permitted, long periods of standing reading or behavior that inconveniences other customers are considered bad manners. Since standing reading can lead to economic losses, it is a headache for store owners.
Standing reading involves not only legal issues but also social manners and morals. When engaging in standing reading, it is important to practice proper manners to avoid inconveniencing other customers and the store. Consider the feelings of buyers and store staff and act appropriately.
Written by: FINANCIAL FIELD Editorial Team
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だけど、今はネットの普及で雑誌の売上も下がり、納品される冊数も減り、以前に比べて少ない冊数で大勢の人が立ち読みするから、本が傷みやすくなり、返品する頻度が増えて、以前に比べたら迷惑に思う事が多いと、コンビニ勤務の知り合いから聞いたことがあります。
とはいえ長時間居座ったり、座り込んだり、紐やビニールを剥がすのは論外としても、週刊誌とかだと、その中の一つだけ読みたい漫画とかあるから、多少は見逃してほしい気もしますね。
✅ 場所により違うかなとは思われますが、私の住んでる生活区域圏内でよくいくコンビニでは、一昔前よりも立ち読みして長居してそうな人たちは近年あまり見掛けないですね。
ですが大手のブックセンターはやはり居ますけどね。近年はネットやスマホで読む電子書籍の影響があるのかなと?だからそれも一因で昔よりもあまり見掛けないか?店が禁止して注意促してるのか?何も買わずに立ち読み行為は店に迷惑が掛かるからな自己意識か?まあ、ブックセンターや、コンビニでも少し長居近い立ち読みしててもお目当ての本は既に買う意思があり購入したならば店員もあまり注意は出来ないだろう?
✅ 大手のジュンク堂書店は立ち読みではなく試読用の机を用意していて、そこに本を積み上げて読書に耽っている人が少なくない。
検索機で探して1冊しか在庫がなかった自分の欲しかった本がそこに積まれていたことがあった。
年配の人が多く、長時間居座るんだったら図書館へ行けよ、と思う。
店頭陳列が多い新刊本は出来るだけ書店で買うが、そうでない場合はアマゾンかヨドバシ・ドット・コムで買うことが増えた。