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袴田さんに無罪 姉「涙止まらず」[2024.9.26]

袴田さんに無罪 姉「涙止まらず」

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 袴田ひで子さん会見 主文が「神々しく聞こえた。涙止まらず」 弟・巖さんに「無罪になったよと言いたい」

1966年6月に当時の清水市にある味噌製造会社の専務宅で一家4人が殺害された強盗殺人放火事件、いわゆる袴田事件の再審公判をめぐっては9月26日に静岡地裁が袴田巖さん(88)に対して無罪を言い渡すとともに、捜査機関による証拠ねつ造を認定しました。

閉廷後、弁護団とともに会見に出席した袴田さんの姉・ひで子さんは、開口一番、集まった支援者に対して「本当に皆様、長い裁判でありがとうございました。無罪を勝ち取りました」と挨拶。

その上で「裁判長が『主文 被告人は無罪』と言うのが神々しく聞こえました。私はそれを聞いて、感激するやら、うれしいやらで涙が止まらなかった。1時間ばかり涙があふれ出てきていました」と無罪判決を聞いた時の心境を振り返りました。

一方、26日の判決公判では閉廷直前に國井恒志 裁判長が「自由の扉はちゃんと開けました。ただ、無罪は確定しないと意味がありません。もうしばらくお待ちください。ひで子さんが健康でいられることを心から祈っております」と声を震わせましたが、照れ隠しなのか「あまり聞こえませんでしたので、裁判長の仰ることも。時々しか聞こえなかったんです。残念ながら」と笑顔を見せたひで子さん。

袴田さんにどのような声を掛けたいか問われると「(自身が帰宅した際に)起きていれば、きょう(26日)話をするつもりなんですが、巖の状況が安定しませんので、やたら話すというわけにはいきません。ちょっと顔色を見まして、きょうかあすのうちに『無罪になったよ』ということを言いたいと思います」と答えました。
また、袴田さんが逮捕されてからの58年について「知らないうちに過ぎましたしね、再審開始になった時にスカッと忘れちゃったんですよ、昔の苦労をそれくらい再審開始になった時は(うれしい)気持ちがありましてね」と述べた上で、「今回はまたそれにも増して無罪という判決をもらいまして、本当に58年なんか吹っ飛んじゃったみたいな気がするんですよ」と話しています。

 
 
■英訳 

In June 1966, in what was then Shimizu City, a robbery, murder, and arson case occurred where four members of a family were killed in the home of an executive at a miso manufacturing company. This case, known as the Hakamada Incident, saw a retrial on September 26th, where the Shizuoka District Court acquitted Iwao Hakamada (88) and recognized the falsification of evidence by the investigating authorities.

After the trial, Hakamada’s sister, Hideko, attended a press conference with the defense team. Her first words to the gathered supporters were, “Thank you so much, everyone, for supporting us through this long trial. We have won his acquittal.”

Reflecting on the moment she heard the not-guilty verdict, she said, “When the judge said, ‘The defendant is acquitted,’ it sounded divine. Hearing that, I was overwhelmed with emotion and joy, and tears wouldn't stop. For about an hour, I couldn’t stop crying.”

At the end of the September 26th verdict hearing, Judge Tsuneshige Kunii, with a trembling voice, said, “We have properly opened the door to freedom. However, this acquittal will only be meaningful once it is finalized. Please wait a little longer. I sincerely hope that Ms. Hideko remains in good health.” To which Hideko, smiling, responded with a touch of humor, “I didn’t hear much of what the judge said. Unfortunately, I could only catch bits and pieces.”

When asked what she would say to her brother Hakamada, she replied, “If he's awake when I get home, I plan to talk to him today (the 26th). However, since his condition is not stable, I can't speak at length. I'll see how he looks, and today or tomorrow, I’ll tell him, 'You’ve been acquitted.'”

Speaking about the 58 years since Hakamada's arrest, she said, "It passed without me really noticing, and when the retrial was granted, I completely forgot about the hardships of the past. I was that happy when the retrial was granted." She added, "And now, with this acquittal, it feels like the past 58 years have completely vanished."

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 姉のひで子さんにとっても長い長い戦いだったと思う。終始一貫して弟さんを支えて来られ、口にこそ出さないけれども、弟さんにとっても常に力強い味方だったと思う。姉弟で無罪を勝ち取ることが出来て本当に良かったです。
58年間緊張の連続だったと思うし、「本当に58年なんか吹っ飛んじゃったみたいな気がするんですよ」というのは、最後、緊張の糸が途切れたのか、体中から力が抜けたように感じました。
検察は控訴を断念して、名実ともに袴田さんを自由の身にしてあげるべきだと思う。
✅ 当時の状況は知らないし、袴田さんが疑われる要素もあったのかもしれないけど、それならばちゃんと捜査した証拠に基づいて裁判をしなきゃいけないんじゃないかな。自白を強要したり、証拠を捏造したり、または不利になる証拠を隠したりするのは卑怯なんじゃないかな。日本の警察、検察、司法がどれだけ腐ってるかと思うと怖いけどな。いくら三権分立とはいえ政治が何も変えられないのは何でなんだろうな。弟を信じて戦ったお姉さんや弁護団は長い間のご苦労は想像できないし、警察は本当の犯人を何十年も野放しにした責任をどう取るつもりなんだろうな。
✅ 静岡県民です。子供の頃から折に触れこの時間が取り上げられてきました。大人になってこらは味噌タンクの中の衣類のサイズが袴田さんのサイズとはかけ離れていたり昔の捜査機関の自白強要やらを知ると、冤罪だよね?と思っていました。ご本人もお姉さんも長年お疲れ様でした。味方に回ってくれた元裁判官の方の証言も影響大だったと思います。拘禁症状と加齢で裁判結果をご理解されているかは分かりませんが、余生は日々の散歩を楽しむなど穏やかに過ごして頂きたいです。お姉さん!本当にすごいです。政治家になれそう

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