“103万円の壁”対応「税制改正に入れて欲しい」
✍️記事要約
国民民主党の玉木代表はいわゆる「103万円の壁」問題への対応について「年末の税制改正に入れてもらいたい」と述べ、政府与党がまとめる税制改正に反映するよう求める考えを示しました。
玉木代表はフジテレビの番組で、「103万円の壁」の見直しに関して「恒久的な措置としてやっていきたいので、年末の税制改正の中にぜひ入れてもらいたい」と述べました。
国民民主党は所得税が課税される年収ラインを103万円から178万円まで引き上げることを主張しています。
また、玉木代表は政策活動費の廃止や調査研究広報滞在費(旧文通費)の使い道の公開などについて「速やかに臨時国会でやるべきだ」と強調しました。
さらに、企業団体献金の禁止については「すべての党がやるんだったら賛成だ」と述べ、野党が一致して法案を出す場合には賛成する考えを示しました。
■英訳
Kokumin Minshuto Party leader Tamaki has expressed his desire for the government to address the “1.03 million yen barrier” issue by including it in the year-end tax reform. He stated, “I would like to see it included in the year-end tax reform,” urging the government and ruling party to reflect this in the upcoming tax policy changes.
In a Fuji TV program, Tamaki emphasized his stance on revising the “1.03 million yen barrier,” stating, “We would like to implement this as a permanent measure, so I would definitely like it to be included in the year-end tax reform.”
The Kokumin Minshuto Party is advocating for raising the annual income threshold for income tax from 1.03 million yen to 1.78 million yen.
Additionally, Tamaki stressed the need to address issues such as the abolition of policy activity expenses and the disclosure of how the research, public relations, and residency allowances (formerly known as “communication expenses”) are used, stating, “This should be promptly handled in an extraordinary Diet session.”
Furthermore, regarding a ban on corporate and organizational donations, he stated, “If all parties agree to do it, I would support it,” indicating that he would be in favor if the opposition parties unanimously proposed the legislation.
◇ ◇ ◇
☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
昨今の物価上昇局面において、同じ百万円の価値も日に日に下がっており、そういう意味でも最低ラインの見直しは必要だろう。
いずれにしろ、失われた30年の不景気から脱却するためには刺激策として何らかの減税対応が必要と思う。
消費税を下げるのも一つだし、給与所得控除枠を増やすのも一つ。ただ、労働意欲を高め、働き控えを防ぐためは、非課税ラインを上げるのがやはり効果的だろう。
豊かな国民生活のために思い切った減税で手取りを増やし、消費を促し、景気を刺激してほしい。
減税にアレルギーを示す一定の勢力もあるが、景気が大きく上向けば、税収はむしろ増える。結果として財政健全化も進むだろう。
成長戦略を描いてほしいし、抵抗勢力に負けず頑張ってほしい。
✅ 納税額が多い高所得者が減税額面だけでいえば多くなるのは当然で割合では低所得者ほど有利になるようになっています。減収額も財務省が盛りに盛っていて岸田政権がやった単発の減税と異なり恒久減税となる為に発生する経済効果などは考慮されていません。国民の分断と不安を煽る財務省のたくらみを乗り越えて是非実現して下さい。
✅ いろいろな抵抗はあるだろうけど、玉木さんにはブレずに頑張ってほしい。103万円の壁を変えることができたら、選挙で世の中が変わることが実感できるし、政治への関心がもっと高まる。
もし実現できたときには、来年の参院選、国民民主党は多くの候補者を擁立しておいたほうがいいと思います。ただし、候補者の吟味はしっかりとお願いしますね。