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国際線の便数 コロナ禍前まで回復[2024.11.9]

国際線の便数 コロナ禍前まで回復

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 国際線、コロナ前まで回復 冬ダイヤ、週5178便

国内の空港と海外を結ぶ国際線定期便の数が回復している。9日までの国土交通省の発表によると、10月27日から2025年3月29日までの冬ダイヤで旅客便は週に計5178便となり、新型コロナウイルス禍前の19年冬の5219便とほぼ並んだ。旅行など訪日需要が高まり、国内外の航空各社が便数を増やした。

国際線定期便のダイヤは夏と冬に分かれる。各期の当初計画をまとめた集計によると、新型コロナの感染拡大で渡航が制限され、旅客便は20年冬に390便まで落ち込んだ。回復は22年冬から本格化し、直前の24年夏は4874.5便となっていた。

 24年冬の5178便のうち、最も多いのは韓国路線で1291便。日本人気を反映し、19年冬に比べると66%増。カナダ、中東、オーストラリア、米国本土も伸びている。中国は24%減の1062便。コロナ禍以降、日本人の入国にビザが必要となったのが影響している。ハワイ路線は円安で日本人の旅行利用が少なくなり35%減少した。

■英訳 

The number of scheduled international flights connecting Japan’s domestic airports with overseas destinations is recovering. According to a Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism announcement on the 9th, the winter schedule from October 27, 2024, to March 29, 2025, will feature a total of 5,178 weekly passenger flights, nearly matching the pre-COVID-19 winter of 2019, which saw 5,219 flights. Rising inbound tourism demand has led both domestic and international airlines to increase their flight numbers.

International flight schedules are divided into summer and winter seasons. According to data from each season’s initial plan, travel restrictions during the COVID-19 pandemic caused passenger flights to drop to 390 weekly flights in the winter of 2020. Recovery began in earnest in the winter of 2022, with the most recent summer season of 2024 reaching 4,874.5 flights.

Of the 5,178 flights in the winter of 2024, the Korea route is the busiest, with 1,291 flights, reflecting Japan’s popularity, a 66% increase from winter 2019. Routes to Canada, the Middle East, Australia, and the U.S. mainland have also increased. China’s flights have decreased by 24% to 1,062, affected by visa requirements introduced for Japanese travelers since the pandemic. Hawaii routes have dropped by 35%, with fewer Japanese travelers due to the weak yen.

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ インバウンドにせよ、アウトバウンドにせよ、日本に出入国する人のほとんどが民間航空機を理由する以上、その便数がある程度総数を規定することになる。ただし、2019年と2024年では日本人の海外旅行者数の割合が低下している点が大きく異なる。

たとえば2023年のタイ人の日本渡航者数が日本人のタイ渡航者数よりも多くなっている。渡航者数の減少について円安を指摘する声は少なくないが、タイの人口は日本の半数強であり、円安下においてもタイ人の平均年収が100万円台に留まっているという事実からも、経済的な問題だけにとどまらないことが推察できる。

外の世界に対する好奇心や熱意のようなものが日本のなかで失われているのではないか。とすると経済的な問題よりも根深いように思われる。
✅ インバウンドの増加に伴い、海外航空会社の新規路線就航も増え、加えて他の地域に比べて戻りが遅かった中国路線が今年に入ってから徐々に戻ってきており、コロナ前の水準には至っていないが、復活の動きが見られている。特に北京や上海など中国の都市部からの便においては中国人観光客の個人旅行者を中心に増えている。北米路線は昨年の時点でコロナ前の水準を回復しているが、ヨーロッパ便についてはロシアとウクライナの戦争によって、2年半以上にわたってロシアの上空を飛ぶことができないことで飛行時間が長くなっており、完全回復には至っていない。

将来的には2029年度に成田空港のC滑走路供用開始、B滑走路の延伸で発着枠が増えれば、更に便数が増えることになるが、日本は島国であることから便数の増加がインバウンド増加に直結する。
✅ 昔と違うのは日本人の少なさですね。コロナ前は帰国の時とかでもそれなりに並んだ記憶がありますが、今はズラっと並んだ無人化ゲートにやって来る日本人は数人程度みたいな事が多く、スイスイ通れてしまいます。有難いと言えば有難いですが、日本人の貧困化を表している訳でもあるので、ちょっと複雑な心境です

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