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Xで財務省への批判急増 投稿分析[2024.11.24]

Xで財務省への批判急増 投稿分析

【記事詳細】Yahooニュース

✍️記事要約

✅ 財務省への批判がXで急増、リプライは衆院選後15倍以上に 殺到の批判コメントを可視化

財務省のX(旧ツイッター)公式アカウントの投稿に対し、10月27日の衆院選以降、批判的なリプライ(返信)が殺到している。選挙前に比べて返信の数は15倍以上に増え、そのほとんどが「財務省解体」「ザイム真理教」など同省を批判・中傷する内容だ。背景には、国民民主党が打ち出した「103万円の壁」撤廃論に財務省が抵抗を示したことへの批判があると指摘されている。

■あまりに過熱…玉木氏「冷静な議論を」

財務省のX投稿に対する返信の数は、データが入手可能な令和4年5月15日から今年10月27日の衆院選までの間、1つの投稿に対して平均65件だった。しかし衆院選後は平均1013件と15.6倍にまで増えた。

あまりの過熱ぶりに、11月14日には財務省出身の玉木雄一郎・国民民主党代表が、自身のXで「冷静かつ建設的な議論」が大切だと呼びかけたほどだ。

こうした事態について、国際大の山口真一准教授(社会情報学)は「衆院選で国民民主党が『103万円の壁』撤廃を前面に打ち出して躍進したが、財務省が抵抗を示した。そのことで、ネットユーザーは批判する敵が明確になった」と指摘する。

財務省のXアカウントでは昨年12月15日、新紙幣の図柄決定を伝える投稿に約2000件の返信があり、いわゆるバズった状態になった。しかし先月の衆院選後は、昨年末の新紙幣図柄決定に匹敵する反応が複数回起きている。

■投稿2万件、92%がネガティブな内容

ヤフーのリアルタイム検索で、過去30日間に財務省のXアカウントに向けて行われた返信やメンション付き投稿(相手を指定した投稿)の数を調べたところ、10月27日の衆院選投開票日までは1日あたり100件前後で推移。しかし衆院選後に増え始め、11月14日には2390件にまで膨れ上がった。30日間の返信・メンション付き投稿の総数は約2万件にのぼった。

各中央省庁のXアカウントに対する投稿数を比較すると、財務省が圧倒的に多かった。

また、財務省に向けた投稿のうち、93%にあたる約1万8600件が反論や批判、誹謗中傷などネガティブな内容だった。中央省庁に対するネガティブな投稿の割合は総じて高く、平均は約80%、文部科学省にいたっては97%にのぼった。ユーザーがXを介して官公庁に不満をぶつけている実態が浮き彫りになった。

■ハッシュタグ92個、「財務省解体」180件
11月16日午後7時からの24時間の間に、財務省アカウントに返信またはメンション付き投稿された783件の内容を分析すると、「財務省」の次に多く使用された言葉は「解体」だった。全体の34%にあたる270件に含まれ、うち180件では「財務省解体」として使われていた。財政規律に厳格な姿勢を揶揄する「ザイム真理教」は18回登場した。
783件のうち約4割は、複数回投稿したアカウントによるもので、中には24時間で50回以上投稿したアカウントもあった。また、「マラソンツイデモ」というフレーズを使い、他のユーザーを巻き込もうとする投稿もあった。
ハッシュタグは合計で92個使用されており、多くがネガティブな言葉を含むものだった。「#財務省解体」が最も多く、159件で使われており、関連する内容の投稿も10パターンあった。2番目に多かったのは、98件に付けられた「#消費税廃止が最高の経済対策」。ハッシュタグには、財務省の組織に対する不満に加え、税制への根強い不満も表れているようだ。
■ネットの極論で「議論しづらくなる」
衆院選をはじめ今年注目された選挙を通じて、インターネットと政治の関係に変化が現れ始めた。7月7日の東京都知事選では、ネット上で人気を集めた石丸伸二氏が165万票を獲得して2位になる「石丸現象」が起きた。11月17日の兵庫県知事選では、ネットで多く取り上げられた斎藤元彦氏が、逆風を跳ねのけて再選を果たした。
山口准教授は「ネットの意見が、マジョリティーの意見を変える盛り上がりを持つようになった。直近の(これらの)選挙は、明確な転換点だ」と分析。一方で「わかりやすい対立は、ネットで拡散されやすいが、政策は中身が問われるもの。ネットの議論が過剰になったり、極論化したりすると、中身のある議論がしづらくなる」と警鐘を鳴らす。

■英訳 

Surge of Critical Replies to Ministry of Finance’s Official X (Former Twitter) Account After General Election

Since the October 27 general election, the official X (formerly Twitter) account of Japan’s Ministry of Finance (MOF) has been flooded with critical replies. Compared to the pre-election period, the number of responses has surged over 15-fold, with most of the comments including harsh criticisms such as “Dismantle the Ministry of Finance” or derogatory terms like “Zaimu Cult.” Analysts attribute this backlash to the MOF’s resistance to the Democratic Party for the People’s proposal to abolish the “1.03 million yen income barrier.”

Overheated Responses Lead to Calls for Calm Debate

The average number of replies to MOF posts from May 15, 2022, to the October 27, 2024, election was 65 per post. However, after the election, the number skyrocketed to an average of 1,013 replies per post—a 15.6-fold increase.

The intensity of the situation prompted Yuichiro Tamaki, leader of the Democratic Party for the People and a former MOF official, to call for “calm and constructive debate” via his X account on November 14.

According to Shinichi Yamaguchi, an associate professor of social informatics at the International University, “The Democratic Party for the People gained traction in the election by advocating for the abolition of the 1.03 million yen barrier, but the MOF’s resistance gave internet users a clear target to criticize.”

The MOF’s X account previously garnered significant attention in December 2022, when its post about new banknote designs received around 2,000 replies, creating a “viral” effect. However, multiple posts following the recent general election have matched or exceeded this level of engagement.

20,000 Posts, 92% Negative in Tone

A real-time search on Yahoo for posts mentioning the MOF’s X account over the past 30 days revealed an average of 100 replies or mentions per day before the election. This number began to climb post-election, reaching 2,390 mentions on November 14. Over 30 days, there were approximately 20,000 replies or mentions.

The MOF accounted for the largest number of posts among central government agencies. Of the posts directed at the MOF, 93% (about 18,600 posts) contained negative content, including rebuttals, criticism, or outright harassment. Across government agencies, negative posts made up about 80% on average, with the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology seeing a striking 97%. This highlights a trend of public dissatisfaction being channeled through X.

Hashtags and Negative Sentiment

An analysis of 783 replies and mentions directed at the MOF within 24 hours starting at 7:00 p.m. on November 16 found that the most frequently used word, aside from “Ministry of Finance,” was “dismantle.” It appeared in 34% (270 posts) of the sample, including 180 instances of the phrase “Dismantle the Ministry of Finance.” The derogatory term “Zaimu Cult” was mentioned 18 times.

Approximately 40% of the analyzed posts were made by accounts that posted multiple times within the 24-hour period, with some accounts posting over 50 times. Terms like “marathon tweet demo” were used to rally other users to join the criticism.

A total of 92 hashtags appeared, most of which carried negative connotations. The most common, “#DismantleTheMinistryOfFinance,” was used 159 times, followed by “#AbolishConsumptionTaxForEconomicGrowth” with 98 instances. These hashtags reflect not only discontent with the MOF but also deep-seated frustrations with the current tax system.

Extreme Online Opinions Hampering Productive Debate

Recent elections, including the July 7 Tokyo gubernatorial race and the November 17 Hyogo gubernatorial election, suggest a growing influence of online discourse on politics. For instance, Shunji Ishimaru, a candidate who gained significant online support, secured 1.65 million votes to finish second in Tokyo. Similarly, Hyogo Governor Motohiko Saito won re-election despite facing challenges amplified online.

Yamaguchi notes, “The internet has started to shape public opinion in ways that influence election outcomes, marking a turning point.” However, he warns, “Clear-cut conflicts spread easily online, but policies require detailed scrutiny. When online discussions become excessive or extreme, it becomes harder to engage in meaningful debates.”

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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️

✅ 昭和の時代は三権分立も機能していた様に思いますが、徴税権を上手く使いマスコミを手懐け、政治家にも圧力を掛ける様になると、行政の力、特に財務省が一番力を持つようになって来ました。しかしネットが登場し、徐々にマスコミの嘘や欺瞞が暴かれ始めると、日本の国政を操るのは「財務省」だという事に国民が気づき始めました。
官僚機構、特に財務省は「国の力を強める」為に、徴税権を過剰に行使し始めました。国の力を強めると言うのは対外的にではなく、国民に対してです。
昭和の時代には国民負担率は3対7程でしたが今や5対5まで上昇しました。
稼いだ金の半分は国に取られているのです。
これでは、国民の購買力は弱まり、国側(官僚機構)が更に強くなっていくばかりです。
官僚機構の理想は国家社会主義、一部のエリートが国を支配する中国や北朝鮮の様な国家なのでしょう。
ネットはそんな官僚機構に抵抗を示せる国民の唯一の武器です。
✅ 財務省解体は当然である。それは昔から主張されていることであり、最近になって数が増えたに過ぎない。そんなことで中身のある議論ができなくなるとは、具体的に何を指すのか?単に嫌がっているだけだろう。

そもそも財務省こそ「財政破綻」だの「将来世代へのツケ」だの、一方的で極端な話をマスコミを利用してまき散らし、反対派を「報道しない自由」によって封じてきたではないか。

財務省とマスコミこそ、反対派を封殺せず、中身のある議論に応じるべき。
✅ ようやく多くの人がこの国が衰退する発生源に気がついてくれた事に感動する思いですね。この国は先進国でもそして発展途上国も含めおよそ30年近くに渡って経済が成長しておらず、実質賃金に至ってはむしろマイナスになっている。こんな衰退著しい国は日本以外に聞いた事がない。そしてその最大の戦犯は財務省に他ならない。根拠のない誹謗中傷はNGだとしても、財務省という最強の省庁を弱体化もしくは解体する為にはこの国に生きる有権者が徒党を組んで徹底的に批判する事でしか成し得ない。これからもこの財務省批判を繰り返し行う事で彼らの増税計画や社会保障の削減を阻止する必要がある。さもなくばこの国に生きる国民はますます貧乏になる。

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