H3ロケット責任者 肩の荷おりた
✍️記事要約
17日午前に打ち上げられ、打ち上げに成功した日本の次世代主力ロケット「H3」2号機について、責任者である宇宙航空研究開発機構(JAXA)の岡田匡史プロジェクトマネージャは17日午後の記者会見で、「物凄い重い肩の荷がおりた。満点です。でもH3はこれからが勝負。しっかり育てたい」と述べた。
2号機は種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)から17日午前9時22分打ち上げられ、昨年3月に打ち上げられた初号機で失敗した第2段エンジン着火に成功。飛行は順調で、飛行実証の目的は達成された。また打ち上げから約16分後、搭載する超小型衛星2基のうち最初の1基を切り離し、軌道に投入した。その後、超小型衛星1基本と模擬衛星の分離も成功した。
■英訳
On the morning of the 17th, Japan's next-generation main rocket, the H3 second unit, was launched and succeeded. Masashi Okada, the project manager of the Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA), stated in a press conference in the afternoon of the 17th, "A tremendous burden has been lifted off our shoulders. It's a perfect score. But the real challenge for the H3 begins now. We want to nurture it firmly."
The second unit was launched from the Tanegashima Space Center (Minamitane Town, Kagoshima Prefecture) at 9:22 a.m. on the 17th. It successfully ignited the second-stage engine, which failed in the first unit launched in March last year. The flight proceeded smoothly, and the objectives of the flight demonstration were achieved. Approximately 16 minutes after launch, the first of the two ultra-small satellites onboard was released into orbit. Subsequently, the separation of one ultra-small satellite and a dummy satellite was also successful.
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
✅ 本当におめでとうございます!「失敗は成功のもと」とは言いますが、まさにそれを日本の技術力と開発に携わったすべての方が体現してくださったと思います。前回の失敗はありましたが、それでもくじけず開発を続けてくださっている技術者、科学者などがいたからこそ、日本の偉業は生まれていくのだと思います。日本の技術力の集大成が宇宙で花開いたことに本当に嬉しく思います。
開発など開発に関わられたすべての関係者に感謝と敬意を表したいと思います。本当にありがとうございました
✅ 世界初の第1段ロケット用の大推力エキスパンダーブリードサイクルエンジンを搭載したロケット打ち上げを成功できて何よりです。
低価格化を目指すために、日本で最初に実用化された簡素で信頼性のあるエキスパンダーブリードサイクルを採用しましたが、当初は大推力を生成するのは難しいとされていました。
しかし、いくつもの難題を解決し、1段用エンジンとして実用化、打ち上げ成功まで漕ぎ着けました。この難題に挑み成功させたJAXA、三菱重工業、IHIの技術者の皆様、本当におめでとうごさいます。