NVIDIA時価総額 MS抜き世界首位
✍️記事要約
アメリカの半導体大手「エヌビディア」の時価総額が18日、マイクロソフトを抜いて世界首位となりました。
18日のアメリカ株式市場で、半導体大手「エヌビディア」の株価は、前の日の終値から3.5パーセント上昇しました。時価総額は3兆3350億ドル、日本円でおよそ527兆円となり、マイクロソフトを抜いて世界首位となりました。
エヌビディアの時価総額は、今月5日に3兆ドルの大台を突破し、アップルを抜いて一時世界2位となったばかりです。AI向け半導体の需要拡大を背景に株価はこの1年で3倍以上高騰しています。
現在、エヌビディアは、アメリカの代表的な株式指数であるダウ工業株30種平均の構成銘柄ではありませんが、市場では、ダウ平均に採用されるとの観測が高まっています。
■英訳
On the 18th, the market capitalization of Nvidia, a major American semiconductor company, surpassed that of Microsoft, making it the largest in the world.
In the American stock market on the 18th, Nvidia's stock price rose by 3.5% from the previous day's closing price. Its market capitalization reached $3.335 trillion, approximately ¥527 trillion, surpassing Microsoft to become the world's largest.
Nvidia's market capitalization had just exceeded the $3 trillion mark on the 5th of this month, briefly making it the world's second-largest company, surpassing Apple. The stock price has more than tripled over the past year, driven by the expanding demand for semiconductors for AI.
Currently, Nvidia is not a component of the Dow Jones Industrial Average, a representative stock index in the United States, but there is growing speculation in the market that it will be included in the Dow.
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☘️ヤフコメ❗️ピックアップ☘️
生成AIが次第に身近な存在となっていく過渡期の現在。Google、Amazon、Meta(Facebook)、アップル、マイクロソフトのGAFAMはいずれも独自の生成AIビジネスに取り組んでいます。なかにはアップルのように、自社でプロセッサ=半導体を開発している企業もあります。
しかしクラウドサーバーを使う大規模言語モデル(LLM) の分野においては、NVIDIAの製品に頼らざるをえないのが実情です。AI用GPUのNVIDIA A100をいくつ調達できたかで、生成AIを活用したサービスの開発力に差が出るほどです。
個人的な想像にすぎませんが、NVIDIAの価値はもっと高くなると見ています。
✅ 生成AIは昨今の株式市場における最大の関心事の1つになっています。ChatGPTが登場した2022年11月30日から、NVIDIAの株価は8倍になり、マイクロソフト(1.8倍)やアップル(1.5倍)を大きく上回っています。
NVIDIAはゴールドラッシュ時にツルハシを売る会社にたとえられますが、ハードの性能が良いだけでなく、ソフトと一緒に普及しています。みんなが使い慣れているので、安価なツルハシが出てきても簡単には置き換えられる心配がありません。
問題は、ツルハシを買った人たちが本当に金を掘れているのかという点です。生成AIの価値を引き出すには社会のあり方を根本から見直す必要があり、それには長い時間がかかります。いったんはブームが沈静化してもおかしくないと考えますが、それがいつなのか予想するのは難しいところです。
✅ ウィンドウズ95の熱狂ぶりから、マイクロソフトのすごさを見てきたので
この状況はすごいと思う
将来マイクロソフト、エヌビディアのような企業は出てくるだろうし
アメリカ企業のすごさ、将来性を感じている